繰り返す出来事が教えてくれていること
こんにちは。
アートワークセラピスト・コンアキラです!
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第50回『繰り返す出来事が教えてくれること。コンアキラ人生を彩るアートなメルマガ』
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アートセラピーの学びをしていた時の話。
1クラス20人ほどいた
僕を含む受講生たちは
4‐5人でグループとなりました。
2~3ヶ月目だったと思うけど
そのうちの一人が
もうこんなのやってられない!
という感じで辞めようとしていました。
心理の学びをしていると
傷ついたり、避けてきたりした自分の内面と向き合うので
そういったことはよくあること・・・
ではあるけれど、
当時の僕は
そんなことは露知らず、
おろおろ、どきどきしていました。
その場で辞めることはなかったものの
彼女の意思は固そうでした。
何日かして
そんな彼女を飲みに誘い、
僕は説得にかかりました。
何を伝えたのかは覚えていませんが、
その場の空気は和やかだったので、
これはいけるかも!
と思いましたが、
結局彼女は辞めてしまいました。
1年後、
別の人たちとグループを組みましたが、
また同じように
ひとり辞めようとしてしまいました。
そしてまた同じように
説得を試みましたが、
結局その彼女も辞めてしまいました。
同じような出来事は
ほかにも職場に、友人に、
数え上げればきりがありませんが、
なんだか
ぽろぽろと歯が抜け落ちるかのように
自分の周りから
人がいなくなっていくことに
どうしようもない無力感と孤独感を感じていました。
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人の生き死にをどうにかしようなんて
おこがましいと思わんかね。
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これは漫画ブラック・ジャックのなかで
恩師の先生が
ブラック・ジャックに残した言葉です。
生死という究極の領域でなくとも
人が離れていくという出来事もまた
同じように感じます。
離れていこうとするのを
どうにかすることはできないし、
説得すれば何とかなる!と考えるのも
おこがましいことかもしれません。
もちろん行動は大事ですよね。
でも何かが起きた時、
なんでだ、なんでだ・・・
どうしたらいいんだ・・・と
原因や対処を探って行動するよりも、
この出来事にどんな意味があるのだろうかと
思いを巡らせ、
そのうえで行動することのほうが
よっぽど大事かもしれません。
まさに
いまをあるがままに受け入れる
です。
もちろん
人が離れていくことは
現実にはつらい出来事だから、
時間を掛けながらになるかもしれないけれど、
でもそういった出来事をとおして
わたしたちは少しずつ成長し、
自分自身を取り戻していくんだなと
思った今日でした。
彼女たちが元気でありますように!
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
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